法人税の申告書類作成がセルフでできる!?申告freeeの使用レポート2(作成編)


前回の記事はコチラです。
この記事では申告freeeを使い、どのように申告書類を作成したのか、どのくらいの時間を要したかをお伝えできればと思います。
そもそも法人税は下記の種類があります。
・法人税、地方法人税→国に納める
・事業税、都道府県民税→都道府県に納める
・市町村民税→市区町村に納める

つまり上記3ヵ所向けに申告書を作成し、税金を納める必要があります。

当社は「東京都西東京市」に登記しておりますので「国」「東京都」「西東京市」の3ヵ所向けに申告書を作成し、提出する必要があります。
この申告freeeでどこまでの申告書が作成できるかというと、3ヵ所全部できます。

申告freeeでいざ作成

まず準備したものは昨年度に提出した3つの申告書です。
これを元に、ガイドに従って入力を進めていきます。

ちなみに昨年自身で申告書作成を行った際に躓いた別表四「当期利益または当期欠損の額」。

税引前?税引後?で混乱しました。(そもそも法人税を計算できていないのに何を記入すればよいのだろう、、という感じでした。)

その点、申告freeeは迷わず計算してくれます。

・会計freeeから税引前当期利益が自動で連携(入力不要)
・法人税額が自動計算(計算不要)
・仕訳:未払法人税/法人税等が自動で会計freeeに登録(入力不要)
・別表四の 「当期利益または当期欠損の額」が自動で再計算(計算不要)
計算のプロセスも理解でき、スムーズに昨年の課題を解決してくれました。
こちらが申告freeeで自動計算した法人税額と、会計freeeに仕訳を自動登録するイメージです。
後はガイドに沿って操作を進めるだけで、3ヵ所向けの申告書が作成できます。
法人税の仕訳も会計freeeに登録されましたので、決算書も出力できるようになります。
これらをPDFで出力して印刷すれば、提出用書類も完成です。

有料プラン購入からPDF作成までに要した時間は?

申告freeeの有料プランに申し込んだのが13時台、PDF作成は17時台に完了しましたので、約4時間で申告書作成まで行えたことになります。今回初めてでしたが、ガイドがあることで大きな迷いもなく進められたと思います。
こちらが出来上がったPDFファイルです。
上から3つは国向け、4つ目が東京都向け、5つ目が西東京市向けです。
決算書のみ会計freeeから出力し、国向けに提出します。

一部のみ手書きが必要

ほぼ全ての申告書を作成できますが、下記2種類は手書きが必要です。
・別表一 各事業年度の所得に係る申告書 →複写式のためだと思います。
・納付書4つ(国税、地方税、法人都民税、法人市民税)

いずれも申告freeeの画面上に、申告書と納付書のイメージのまま表示されますので、転記すればOKです。

昨年全ての申告書を手書きしたことを思えば、、とても楽になりました。

そして申告書が完成!

PDFを印刷し、3ヵ所向けの申告書が出来上がりました。
これらを提出しに行きます。郵送でも大丈夫のようですが、きちんと受領してくれるか心配でしたので、直接行くことにしました。私の場合、最寄りの提出先は下記になります。
・法人税申告書→東村山税務署
・法人都道府県民税申告書→小平都税支所
・市町村民税申告書→西東京市役所

納付書は金融機関に提出して納付しますので、計4ヵ所回ることになります。

その様子は次の記事でお伝えいたします。

今回は以上となります。お読みくださりありがとうございました。

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